東京駅で時間を潰さなければならない都合があったので
その時間を利用して東京ステーションギャラリーに行ってきました。

どうぶつ百景という展覧会です。

あまり期待しないで行ったのですが良かったです!
サイトには
「江戸幕府創設からおよそ420年。
江戸は巨大都市として発展し、京都、大坂に並ぶ三都のひとつとなりました。
大都市江戸・東京に暮らした人々は、どのように動物とかかわってきたのでしょうか。
それを物語る美術品や工芸品など約240件を、江戸東京博物館のコレクションから選りすぐって紹介します。
本展は、2022年にパリ日本文化会館(フランス)で好評を博した
「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展を拡充した凱旋帰国展です。
画巻、錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿をお楽しみください。」
とありましたが、展示物の数が多く、種類もバラエティーに富んでいました。
特に嬉しかったのは動物柄の着物が見られたことです。
昔の着物の刺繍は素敵で見飽きませんね。
うさぎを飼っていた私たちにとって、昔のうさぎの描かれ方がヒールなのは
いつもツボです。
目つきが悪くていつも悪役。農作物を食い散らかす悪者のポジションなのがウケてしまいます。
東京ステーションギャラリー自体が重要文化財なので、内壁の煉瓦や照明も素敵でした。
今回もう一つ驚いたのが、香害に悩まされなかったことです。
10年以上前、長女が中学、高校、大学の時、よく2人で美術館に行っていました。
その時に困ったのが、来館者の香水の匂いです。
年齢の高いご婦人が多くいるせいか気分が悪くなるような匂いの洪水でした。
それが今回全く感じなかったのです。
開館前に並んだので、特に熱心な方が多かったせいでしょうか?
上野ではなかったからでしょうか?
東京ステーションギャラリーのスタッフの方は少し大きな声で話す来館者には直ぐに注意してくださるので
マナーが徹底しているのでしょうか?
なにしろ香害に悩まされない美術館での鑑賞はストレスなく最高でした。