治験の覚悟
昨年の夏、まだコロナワクチンの順番が回ってこなかった頃、
治験に参加しませんか、という記事を見て、
私が貢献できるのはこれくらいかもしれないと思い、申し込むことにしました。
治験スケジュールはサクサクと決まり、
事前説明会と健診に行くと、1週間前に皮膚科で処方された指の湿疹の塗り薬が、
治験に参加できない薬に該当するということで
ワクチンを打つことができないことがわかりました!
治験で、本来の自治体での接種より早くできて、
高齢の親がいる実家に行くとか、仕事の予定も立つと思っていたので、
できないことになり焦りましたが、
説明会で治験にはプラセボがあり、
当然、自分に打たれた注射がプラセボだとはわからないので
治験ワクチンを打ったからと言って、予定を立てられるわけではないことがわかりました。
(後日、ワクチンの効果が確認できた後、プラセボだったことが告げられて、
既存のワクチン接種ができるそうです)
その後、自治体での接種が直ぐに決まり、予想より早く無事ワクチン接種ができましたが
あの時、治験に参加できていたらどうなっていたかな、と時々考えます。
健康だけが取り柄なので、役に立つならいくらでも治験に参加したいと思いますが、
流行中の感染症の治験に参加するのは覚悟が入りますね。