仕上げが大事
最近は色々なことがリカバーできる世の中になりました。
やり直しがきくというか、再スタート?
リベンジという言葉もよく使われますよね。
その中にあって、どうしても取り返しのつかないのが、
お料理の仕上げです。
そうです。出だしと違って硬いお話ではありませんよ。
ケーキを焼いて、最後にひっくり返すときなど
「ここで失敗したら、全て台無し」と思いながら、
慎重に慎重に事を運びます。
シフォンケーキなど、気を抜くと
側面が滑らかに剥がれないことがありますよね。
家族で食べるのだし、崩れたからといって味が変わるわけでもなし
もっと言えば、どうせお腹の中に入ってしまうので
大した問題ではないかもしれませんが、
リング型の大きなプリンがきれいに盛り付けられているのと
一部崩れてグチャッとしているのでは、
作った側も食べる側も喜びが違いますよ。
では失敗しないために何をするかというと
まず、失敗しないと決める!(笑)
でも、ここ大事です。
次に失敗しないために最善を尽くす。
竹串を使ったり、フライ返しや、
パン切り包丁も事前によく砥いでおくとか、
包丁を温めておくとか、シュミレーションし、
そのお料理やお菓子にあった方法を準備しておきます。
揚げ物は焦げてしまってはがっかりなので、
焼き色についても気を配ります。
慎重になりすぎて何度も裏返すと油っぽくなって
味が落ちてしまうので、見極めは大事ですよね。
他の家事をしながら、子どもの相手をしながらのお料理は
調理に集中できず大変ですが、
一回一回の食事作りを「仕上がりを美しく」と思って調理すると
逆に気持ちが落ち着いてくると思います。
例えそれが肉じゃがであっても
作品を作っているような感じになるのです。
忙しい中でも、仕上がりがきれいにできると
お料理やお菓子作りはホント楽しくなります。
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