料理とわたし 2
家でお留守番をするようになると、
母は手作りのクッキーを、夜に焼いておいてくれることもありましたが
段々とおやつも自分で作るようになりました。
レシピは子ども向けお料理の本だったり、
オーブンに付いている付録のレシピ本だったり。
自然と遠足のおやつは手作りクッキーになり、
お友だちは私が料理ができることを知っていて、
クラスの中で益々「お姉さん」になってしまいました。
小学6年生の時に読んだ翻訳本に影響を受け
日曜日の朝食を担当したこともありました。
本の内容は、両親の不仲による家庭崩壊を、
どうにかしてくい止めたいと思う女の子が、
毎週日曜日の朝食に、家族のためパンケーキを焼く、
というお話だったと思います。
私の両親はとても仲良しだったのですが、
なんとなく「家族のために朝食を用意する」ということに憧れ
毎週違った味のパンケーキをオーブンで焼き、家族を起こす、
ということを長いことしていました。
ずんぶん後の話ですが、
お友だちの結婚式の二次会でお会いした
高校の国語の先生(女性)が
「年賀状に余ったお餅のおいしい食べ方と絵を描いてくれたわよね」と
声をかけてくださいました。
やはりちょっと変わった子だったのかもしれません。
高校の頃は、お節料理も作っていました。
このころから、料理の本も増えてきて、
ジャンルも広がりを見せてきました。
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